日射調整(遮熱)フィルムは温度の上昇を防ぐ効果があります。
窓から入る直射日光や照り返し、部屋の奥まで差し込む西日などにより室温が上昇します。 日射熱を大幅にカットして熱が室内に入り込むのを効率よく防ぎます。 冷房効率がアップするので省エネにも効果的です。 さらに、有害な紫外線をほとんどカットします。
日射の遮蔽
採光量のコントロール
紫外線の遮蔽(カット)
断熱(一部製品)
目隠し効果(一部製品)
ガラスの飛散防止
防虫効果(一部製品)
モデルハウスにおける窓際温度測定データー
概要:モデルハウス西側窓へNano70sを貼り付けガラスフィルムを貼り付けていないガラスとの窓際の温度比較を行う
測定条件
測定地:モデルハウス 2階 窓際10センチ床面温度センサー設置
測定日:2010年11月10日~2010年11月11日
測定日気象状況:晴れ 最高気温那覇 26.2度
測定方角:西 測定客室空調:運転なし
測定か所窓ガラス:透明ガラス (ガラス厚未確認)
測定機器:TR-71U(T&D製)
実験使用フイルム:3M Scotchtint 窓用フィルム マルチレイヤー Nano70S データーサンプリング:2010/11/10 10:01,54–2010/11/11 16:31,58
データ
2010.11/11 12:59’50
温度差最大10.4度記録 考察 Nano70Sを貼り付けた位置とフィルム無しでの温度差は最大で10.4度を記録しました。 11月と言う時期から考えると夏場の7-8月には相当な温度差が発生すると予測されます。
ここで注目する事は赤外線をカットしているガラス部分には輻射熱の発生を抑えている為、温度上昇が抑えられています。それにより冷房における電気消費量も抑える事ができ快適性と環境貢献(CO2削減)を両立する事が可能になります。Nano70Sを採用する事で下記の効果が予測されます。
- エネルギーコストの問題で省エネ効果が期待できます。
- 日照調整フイルムでは 短期間にての改善方法が出来ます。またその効果は 7-10 年持続 しますので他の方法と比較しても低コストの運用と考えております。
- 飛散防止の効果より 台風時や衝撃割れ等での災害を未然に防ぐ事が可能です。
- 紫外線 カット機能より、室内での家具、カーテン、クロス等の 日焼け防止が出来、室内をいつまでも快適な空間としてご利用できると考えます。
- 快適な空間を簡単に作れます。
- エネルギーのムダ遣いを抑えるので経済面の利益アップにつながり、地球温暖化防止に貢献いたします。
沖縄における弊社の採用実例
お問い合わせがあったご質問の内容について、当サイトの見解をご案内いたします。
高機能フィルムと言う内容でNano70s,Nano80sが多く採用されていますが、予算等を圧縮したいと言うお客様はこちらの光学特性の比較表をご覧下さい。遮熱性能を決める遮蔽係数や透明度を示す可視光線透過率の部分にて若干ピュアリフレ75は劣りますが高い性能数値を出しています。
透明度はNano70sより高くそれでいて反射も殆どNanoと変わらない自然な感じになっています。熱源部分である赤外線も84%もカットされ、中間帯の価格でありながら、優れた性能があります。
この頃、ピュアリフレ75を採用される方が増えて参りましたが、Nanoに比べコストパフォーマンスが良いと言うのも事実です、仕上がりは殆どNano70sと変わりません。